世界のスーパードクター
今年最初の研究センターの後、彩乃木さんから「天才ドクター」と書かれたDVDを渡された。
それはTVで放送された素晴らしいお医者さんたちのスペシャル番組だった。
以前から脳外科医の福島先生の話をよくされるのですが、実際福島先生の手術の映像を見たのは初めてだった。
DVDには他にも、凄い技術を持ったドクターが出てくる。
何度見ても「凄い!!」と思うばかり。
私は、カテーテルの専門ドクター三角先生の言っていた「自分の力は100%じゃない」という言葉が印象に残った。
凄い技術を持っていて、世界も認める先生なのに過信することなく、いつも謙虚で、患者さんのことだけを考えている。
このDVDに出てくるドクターはみんな自分より患者さんのことを考えている。
本当に素晴らしいと思う。
福島先生が助けた患者さんのひとりに9才の男の子がいた。
両目の間と鼻の奥のところに6cmの腫瘍が出来てしまった。このままではいずれ失明してしまう。
男の子の両親はわが子を思い、失明する前に何とか助けたいと福島先生に息子の命をあずけた。
それを見た時、自分が病気のときも両親はこんな思いだったのかと思った。
私は産まれてすぐに血液の大病を患い、入院していた。
あまりにも幼い時なので私は何も覚えていませんが、親の話では、血液を全て入れ替えるために腕だけじゃ足りず、手の甲や足の甲、最後には頭の血管まで使って輸血をしたらしい。
その話をしたとき、母は、先生や看護婦さんに恵まれた。と言っていた。
幼い私を助けてくれた先生も両親や私にとって、素晴らしいドクターだったのだ。
私は福島先生や三角先生、私を助けてくれた先生たちに負けないくらい頑張って生きなくてはいけない。
このDVDを見てそう思った。