探し物は近場にあった

katsukin2006-11-04

最近、駅などで昔の映画DVDをよく見かける。

まだ、売り初めの頃「ハムレット」を見つけ、購入してからは見かけるたびに
シェイクスピア作品がないかチェックしていた。


そしたら、菊地さんや根上さんが「ジュリアス・シーザー」を購入したと話していてびっくりしました。

チェックしていたのに、私の行く所に「ジュリアス・シーザー」が売っていなかったのです。


いろんな所に行く度に探したのですが、売っていない。


何故・・・・?




最寄駅では、移動販売のように色んな店が代わる代わる店を出しています。

ジュリアス・シーザー」を半分諦めていたら、なんと最寄駅で発見!!

即購入して、今日早速観てみました。



所々カットされていましたが、ほぼ原作通りでした。

編集の仕方も訳し方も分かりやすくて、面白かったです。

ただ、ピンダラスの最後のセリフがやはりカットされていて、悲しかったです。



ピンダラスのセリフはカットされやすいのでしょうか?
以前見た別の「ジュリアス・シーザー」でもカットされていたのです。


表情や、キャシアスを刺す時の躊躇などでも表現できるとは思いますが、
やはり
「これで自由の身か、自分の思いどおりにやれたなら、こうまでして自由になりたくなかったのに。ああ、キャシアス、ピンダラスはこの国をさります、ローマ人などの目につかない国に落ちのびます。」
このセリフがなくて、去ってしまうと、受け取る印象が違うと思います。


今日観たDVDではキャシアスを刺したあと、無言で去るので、
冷たい印象を受けた。

主人を刺しといて、そのまま逃げるのかい!

と思った。なんだか臆病者みたいに見えた。


でも、全体的には面白かったです。


ジュリアス・シーザー

監督  :ジョセフ・L・マンキウィッツ
キャスト:マーロン・ブランド/ジェームズ・メイソン/ルイス・カルハーン
     ジョン・ギールグッド/グリア・ガースン/デボラ・カー