探し物は近場にあった
最近、駅などで昔の映画DVDをよく見かける。
まだ、売り初めの頃「ハムレット」を見つけ、購入してからは見かけるたびに
シェイクスピア作品がないかチェックしていた。
そしたら、菊地さんや根上さんが「ジュリアス・シーザー」を購入したと話していてびっくりしました。
チェックしていたのに、私の行く所に「ジュリアス・シーザー」が売っていなかったのです。
いろんな所に行く度に探したのですが、売っていない。
何故・・・・?
最寄駅では、移動販売のように色んな店が代わる代わる店を出しています。
「ジュリアス・シーザー」を半分諦めていたら、なんと最寄駅で発見!!
即購入して、今日早速観てみました。
所々カットされていましたが、ほぼ原作通りでした。
編集の仕方も訳し方も分かりやすくて、面白かったです。
ただ、ピンダラスの最後のセリフがやはりカットされていて、悲しかったです。
ピンダラスのセリフはカットされやすいのでしょうか?
以前見た別の「ジュリアス・シーザー」でもカットされていたのです。
表情や、キャシアスを刺す時の躊躇などでも表現できるとは思いますが、
やはり
「これで自由の身か、自分の思いどおりにやれたなら、こうまでして自由になりたくなかったのに。ああ、キャシアス、ピンダラスはこの国をさります、ローマ人などの目につかない国に落ちのびます。」
このセリフがなくて、去ってしまうと、受け取る印象が違うと思います。
今日観たDVDではキャシアスを刺したあと、無言で去るので、
冷たい印象を受けた。
主人を刺しといて、そのまま逃げるのかい!
と思った。なんだか臆病者みたいに見えた。
でも、全体的には面白かったです。
監督 :ジョセフ・L・マンキウィッツ
キャスト:マーロン・ブランド/ジェームズ・メイソン/ルイス・カルハーン/
ジョン・ギールグッド/グリア・ガースン/デボラ・カー