想像力の大切さ
今日は研究センター。そして、幼馴染の結婚式があった日でした。
幼馴染の友達は、明るくて、ホンワカしていて、女の子らしい子です。
末永く幸せになって下さい。
研究センターでは、発声や戯曲分析、セリフを読んだり、最近のニュースの話をしました。
最近のテレビは、良くテロップが出ます。
日本語で話しているのに、字幕のように大量の文字。
その文字に、感情を表すマークまでご丁寧についています。
見る側は、聞こうとしなくても、文字が助けてくれるし、考えなくても、絵文字やマークで「笑う所なんだ。」とか、「ああ、怒るんだ。」と思います。
つまり今テレビを何気なく見ている間にも、想像力は失われているのです。
昔(私の父世代の方)は、情報はラジオが主で、声を聞きながら想像したり、
小説などを読み、文字のみの世界から想像していました。
今はテレビや漫画など、簡単にイメージすることが出来ます。
でも、簡単に出来ることが全ていいわけではないと思うのです。
想像力を養うことはとても重要です。
そういう私も、父たちよりも想像力を使っていないと思います。
想像力の失われつつある日本に、芝居を通じて何かを伝えられたらいいと、
いや、伝えなくてはいけないと、思いました。
幼馴染の友達が母になり、その子供が大人になる頃には、子供が自殺したなんてニュースが流れない日本になっていてほしいです。